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幸せになれない幸福の法則について

節分にちなんだ恵方巻きが本日の販売店各店に並んでいるそうですが、Twitterなどの各SNSにて「恵方巻きの予約と売り上げ」について等の苦いツイートが散見されており…実はこの恵方巻きは局地的には疫病神なのではないか? と思わずには居られない事案を確認してしまいまして。世の中には「幸せの法則」的な縁起物が数多く存在するも、その中のいくつかは…もしかしたらすべての縁起物の裏には一定数の「不幸の法則」が潜んでいるのではないか? と疑いのまなざしを送る事になってしまいそうな、そんな話をしていました。

とりわけこの類の話題に敏感なコンビニ業界では、陳列枠のかなり多くをこういったシーズン商品に割り当てるというのが通例だと聞きます。本日の恵方巻きについては「本日限り」の商品ということで、本日中に売り切れなかった恵方巻きは翌日には「厄介者」になってしまい、廃棄の憂き目に遭うものも多数という話だとか。昨今の日配品の廃棄事情をあちこちで聞く昨今のご時世、はたして恵方巻きは本当に「縁起物なのかどうか?」が気になるところです。具体的には「縁起物商戦」に於けるおおよそ全部の話。

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恵方巻きにかかわらず、日々のコンビニ商売の多くは日配品によって大きく変動するといわれています。品目としてはパンやおにぎりに加えチルド品や弁当の類がそれにあたり、要は「日持ちしない日々の必需商品」がおおよそ該当します。コンビニの収益源となるのは雑貨品目よりも食品品目であり、流動性の高い弁当類の商品は特に気にしている品目群になるわけです。その日配棚のかなりを割いて展開する「本日限定の恵方巻き」がコンビニの日々商戦のとってどのくらい重荷になるかというと…結構な数字になると思われます。見る限りだと結構良い値段な恵方巻きをわざわざ買うよりも、定番の大盛り弁当を買った方がお得感の得られる係数は高いわけで…それらをカットしてまでも商戦展開をするべきかどうか? は、いろいろと思うところなのではないかと思う次第です。

コンビニの立地に於ける店舗事情により入荷条件等はかなり変動があると聞きますが、これらの季節商品や限定品戦略に振り回されるコンビニ店舗は少なくないという話を耳にしたことがあります。限定品やキャンペーンに強い立地の店舗があれば、その逆の店舗もしかりで。一番くじの在庫が一ヶ月くらい残っている店舗があったり期間限定のキャンペーン商品がはじめから展開されていなかったりする店舗もあったりするらしく…コンビニ事情はかなりの難題を抱えているようにも思います。どの店舗にも一定の水準のサービスを提供するというのがコンビニの展開趣旨であるわけですが…現実的にそれが難しい店舗も少なからず存在するわけで、この手の苦労談を聞かずに済む日というのは本当に少ない様子。

いつからコンビニは「苦労代行商売」になってしまったのだろうか? 少なくとも「便利代行」として店員(一部店舗では店長職も)の受け取る報酬額は本当に少なすぎるのではないかと思わずには居られないこの事情…いつか改善されて欲しいものですが、その未来予想図はあるのか否か。

恵方巻きの話に戻すと…コンビニの場合は「予約枠」と「当日枠」で入荷数を調整するという話のようですが、問題となる当日枠の方は完全に「予想値」でもっての数字調整らしく。予想が外れてしまうと余剰品の多くが廃却行きとなってしまうわけですが…コンビニの契約的には「少しでも多くの売り上げに」というのがあるようで…前年度に売れた店舗ほど「苦悩する」みたいな話はあるようです。なかなか少なく見積もることが出来ないらしく、この難癖にも似た慣習は何とかならないか…という話はなかなか耳の痛い話のようで。

福を呼び込む恵方巻きでこんなにも幸せになれない人が多くいるのか…という矛盾めいたジレンマ。日本の小売業の悲しき宿命みたいになっていますが、もう少しだけ経営側や販売側が柔軟に選択肢を創る事が出来れば結構回避できるのではないかという話なので…そろそろ季節商品に対する無茶振り過ぎる販売ノルマについては一考の余地が欲しい次第。明日には恵方巻きの棚はすっきり整頓され次なるバレンタイン戦線へとシフトするはずですが、昨今の不景気を察するに無茶な予約商戦を展開せずにコスパ全開の義理チョコ戦線にシフトして一般商品とラッピングだけで展開して欲しい次第だったりします。願わくば一番苦労する末端の店員に少しでも負担を減らすために…。

世の中の縁起担ぎについては色々と意見もあるだろうし思惑もあるだろうけど、不幸になる人口が増える縁起担ぎは正直どうなのか? という疑問符を投げかけた今年の恵方巻きツイート。今回のツイートに端を発する一連の思考に於いて考えたことは…「幸せの一般論は所詮一般論であり、画に描いたモチでしかない」という話であり、幸せの多様化した昨今に於いてははた迷惑な風習なのかもしれない…ということでした。幸せのカタチはひとつじゃない、多様化について考えさせられた日でした。ちなみに、恵方巻きは買わずにいつもの弁当を買って帰りました。

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